今日の東京都心では、18時に積雪が10cmに到達したそう。仕事帰りの人たちは、そろそろと慎重に雪道を歩いたことでしょう。
冬は寒さとともに、心の方も寒さを感じる。いわゆる人肌恋しい、というのでしょうか。
雪国にいたころは、冬になるとほとんど曇り空で、日光を浴びることはほとんどない。盛った話ではなく、事実です(笑)
冬と心の関係とはどのようなものなのでしょうか。
季節性情動障害
うつ病の一つで、季節の移り変わりなどにより、疲れやすくなったり、気分が落ち込んだり、体調を崩しやすくなったりする気分障害。冬季うつ病、季節性うつ病ともいう。
<症状>
- 倦怠感
- 疲労感
- 気力の低下
- 食欲低下
- イライラしやすい
- 他者との交流が面倒
- 何をやるにも楽しくない
- 集中力の低下
- 性欲の低下
夏には症状として「食欲低下」がみられるが、冬には反対に「過食」が症状としてあげられます。
日照時間の影響
冬になると地域によって、日照時間が短くなります。例えば、中国地方でいうと…
- 岡山県岡山市:130.6時間/月 (2020年1月)
- 鳥取県倉吉市:61.5時間/月 (2020年1月)
山陽と山陰で2倍ほどの日照時間の差があります。
日照時間は「幸せホルモン」と呼ばれている「セロトニン」の分泌に影響を与えています。セロトニンは自律神経である交感神経と副交感神経を調節する役割を果たしており、精神的な安定を支えているホルモンです。日照時間が減ることで、日光に当たる時間が減ったり、昼夜のリズムが崩れます。そうすることで、寝起きが悪かったり、気分が上がらなかったり体調を崩したりするのです。
セロトニンの分泌を促すのは、日光に当たるだけではありません。運動やスキンシップ、リズム運動、涙を流すことでもセロトニンは分泌されます。
規則正しい生活が重要
セロトニンが心の安定に関わっていることがわかりました。セロトニンの分泌を活性化させるには、規則正しい生活を心がけることが大切です。
- 朝起きてカーテンを開け、日光を浴びる
- 軽い運動をする
- 栄養バランスのとれた食事をする
- 人と触れ合う
- ストレス発散をする
- なるべく同じ時間帯に寝る
普段の生活に気を付けながら、心の安定を保ちましょう。
冬の道路で滑らないために
雪が降ったあとの道路は滑りやすいですよね。平坦な道ならまだしも、坂道を下るとなると危険が伴います。いくら滑らないようにゆっくり行っても、踏み込んだ時にはスルッと足を取られて尻もちをついてしまうことも…。
坂道を下るときはいっそのこと滑りましょう!!
すり足歩行で行くのです!!
地面を蹴る、というより靴を滑らせていくのです。そうすると、不意に足を取られることもなく、比較的安全に坂道を下れます。
注意点として、スケートやスケボーができる人はできるかもしれませんが、苦手な人だと難しいかもしれません。ケガしない程度にチャレンジしてみてください。
まとめ
寒くて外に出るのも億劫になる冬。精神的な安定は、生活を豊かにする第一歩だと思います。
規則正しい生活の積み重ねで、この冬を健康に乗り切りましょう!!
コロナとうつ病に負けるな!!
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