子どもが生まれてからというもの、生活が一変しました。昼夜問わず赤ちゃんのペースに合わせる日々の中で、私たち夫婦が真っ先に直面したのが「家事が回らない問題」です。
とはいえ、手は抜きたくない。でも体力と時間には限界がある。そんな中で見つけたのが、「家事を減らすのではなく、効率化する」という考え方でした。
この記事では、私たち夫婦が実践してきた家事の負担を軽くする工夫についてご紹介します。
ルンバ導入で「床掃除から解放」
まずは、ロボット掃除機(ルンバ)の導入です。
育児中は床に落ちているゴミが気になるし、赤ちゃんはすぐに何でも口に入れがち。床掃除は大切だけど、自分で毎日掃除機をかけるのは正直しんどいですよね。
でもルンバを導入することで、床掃除という家事そのものを手放すことができます。朝出かける前にスタートボタンを押すだけでOK。赤ちゃんと別室にいれば安全面も問題なし。これは本当に革命です!
タスクを分解して、ボトルネックを見つける
私たちが家事の負担を減らすために一番効果があったと思うのは、「家事を丸ごと頑張ろうとしない」こと。
例えば「洗濯が大変」と言っても、その中には
- 洗濯物を入れる
- 洗剤を入れて回す
- 干す
- たたむ
- 片づける
と、5つの工程があります。この中で、本当にしんどいのはたたむと片づけるだと気づきました。つまり、家事は「全体」でなく「部分」を見て工夫する。一つの工程を見直すことで省力化することができます。
洗濯の見直しは「干したあと」が肝心
洗濯は、赤ちゃんの服やガーゼ、バスタオルなどで毎日フル稼働。でも、意外と負担が大きいのは「たたむ」「片づける」工程です。
我が家ではこの負担を減らすために、以下のアイテムと方法を導入しました。
✅使っている道具
- 室内物干しスタンド(雨の日も関係なし)
- 除湿器(室内干しの乾燥スピードUP)
- かけ型収納(たたまずにハンガーでそのまま収納)
これにより、干す・乾く・収納するがすべて1部屋で完結。洗濯物を「たたんで→持って→しまう」手間をまるっと省けました。
洗濯にかかる時間が半分以下になった感覚です。
スペースに余裕があるなら、この方法は本当におすすめ!
乾燥棚で“食器拭き”をカット!
地味だけど手間がかかる家事といえば、食器の拭き上げ。食洗機がない我が家では、食器は手洗いですが、拭くのが面倒で後回しにしがちでした。
そこで取り入れたのが乾燥棚の導入。
実はこれ、揚げ物用の油切りラックを代用しています(笑)ステンレス製のしっかりしたものを選べば、コストもかからずしっかり乾きます。水切りカゴから移し替える必要もなく、「置いたまま乾燥」→「そのまま使うor片づける」という流れで作業がグッと楽に。
電気圧力釜で“火の番”いらず!
赤ちゃんのお世話をしていると、キッチンに立って火の前にいる時間すら惜しくなります。
そんなときに大活躍するのが、電気圧力鍋です。
材料と調味料を入れて、スイッチオン!その間にオムツ替えでも授乳でもできるし、何より焦がさない・沸騰しない・吹きこぼれないのが安心。煮物やカレーだけでなく、意外と炒め物風のものも作れるので、「焼く・煮る・蒸す」がほぼ自動化。ワンオペで夕飯を作る主婦の強い味方です。
まとめ:「やらない家事」を見つけることがカギ
子育て中の生活はとにかく予測不可能。赤ちゃんの体調や気分に合わせて、予定なんていくらでも狂います。だからこそ、「ちゃんとやらなきゃ」ではなく、「どこなら手放せる?どうしたら楽になる?」を考えることが大切でした。
便利家電や道具を導入するのは、お金がかかると思われがちですが、
- 揚げ物用の乾燥棚を食器用に転用
- 室内物干しはホームセンターのセール品
など、工夫次第でコストを抑えつつ効果は絶大!
“自分にしかできない家事”に集中するために、“誰か(何か)に任せられる家事”をどんどん手放していく。それが、育児と家事を両立する上での我が家の答えでした。
この記事が、どなたかの「ちょっと楽になるヒント」になりますように。
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