「結婚式、どうする?」っていう、あのちょっと面倒だけど避けられないテーマについてのお話をしたいと思います。
実はわたしたち夫婦、最初は結婚式をやるつもりはありませんでした。でも、最終的にはしっかり挙げました。そして今では、「やってよかったな〜」と思っています。
というわけで今回は、「結婚式をやる気がなかったけど、やってみたらこうだったよ」という体験を、ゆるっと書いてみたいと思います。
結婚式をやりたくなかった理由
まずは、わたしたちが結婚式をやりたくなかった理由からご紹介します。
①お金がかかりすぎる
これが一番大きな理由でした。
今の結婚式って、普通に挙げるだけでも200〜400万円くらいかかりますよね。
私はどちらかというと「そのお金があれば旅行に行きたい」「貯金にまわしたい」と考えるタイプなので、何百万円もかけて式を挙げることに、正直あまり魅力を感じられませんでした。
②届けを出せば結婚できるし…
極端な話ですが、役所に婚姻届を出せば夫婦にはなれますよね。
だから「結婚式って、別に必要なくない?」と思っていました。
私は宗教的な信仰も特にないので、「神様の前で誓います」といったセリフにも正直あまりピンとこなかったんです。
③準備が大変そう
そしてもう一つの理由が、準備の大変さです。
ドレス選び、式場決定、招待状、引き出物、席順…と、とにかくやることが多すぎる!と震えていました。
でも、やることにしました
とはいえ、結婚ってふたりだけのものじゃないんですよね。
うちの場合は、親戚からの「やっぱり式は挙げるべきよ」という声がけっこう強くて。「あの子もこの子もやったしね〜」といった話もあり、最初は気が重かったのですが、だんだん「まあ、やってもいいかな」という気持ちに変わっていきました。
そして最終的には、こぢんまりとした、でもきちんとした結婚式を挙げることに決めました。
親族のみの結婚式
わたしたちは、親族のみ約20名を招いての小規模な結婚式を行いました。会場は一般的な結婚式場を利用しましたが、友人などは呼ばず家族中心のあたたかな式に。余興などの演出は行わず、代わりにプロフィールムービーを自作して上映しました。式では、夫婦それぞれの恩師にスピーチをお願いし、これがとても感動的な時間に。大人数を招いた華やかな結婚式に比べると、派手さや盛り上がりには欠けるかもしれません。でも、ゆったりとした雰囲気の中で、心から満たされた感覚がありました。
親族のみ結婚式のメリット
- 落ち着いた雰囲気で、リラックスして過ごせる
- 親族とゆっくり会話や写真撮影ができる
- スケジュールに余裕があり、バタバタしない
- 感謝を伝えたい人(恩師など)に丁寧に対応できる
- 費用を大幅に抑えられる
- 人数が少ない分、準備や当日の対応が楽
- ゲスト一人ひとりと向き合えるアットホームな式になる
- 自分たちらしい内容にアレンジしやすい(例:プロフィールムービーの上映)
- ご祝儀や引き出物の管理がシンプル
やってみた感想:疲れたけど、やってよかった!
◎達成感がすごい
思っていた以上に大変で、準備にも当日にも体力を使いましたが、終わってみるとものすごい達成感がありました。
ふたりで協力して乗り越えたという実感があり、「一緒にがんばったね」と言い合えたことがとても嬉しかったです。
◎結婚したことをしっかり伝えられた
「あのふたり結婚したんだね」と、まわりの人たちにきちんと伝えられたのも良かった点です。
結婚式を挙げていないと、「言ったつもり」「聞いてなかった」みたいな行き違いも起こりがちですが、式があることで「この日だよね」と、記憶にも残りやすかったようです。
◎「やっておけばよかった」と後悔しない
よく聞く「やっぱりやっておけばよかったな…」という後悔。
それがないのは大きいと思います。
後から写真を見返して、「大変だったけど楽しかったね」と笑い合えるのは、式を挙げたからこそだと思います。
◎お金もなんとかなった!
結婚式って「高すぎる」と思っていましたが、実際はご祝儀で意外とカバーできました。
呼ぶ人数や関係性によって違いはありますが、「全額自腹で…!」という感じにはなりませんでした。
むしろ、もう少し予算を意識して会場を選べば、もっと調整できたなと後から思いました。
まとめ:やらないつもりだったけど、やってよかった!
というわけで、「やらない派」だった私たちが、最終的に「やってよかった派」になったお話でした。
もちろん、結婚式は絶対に必要なものではありません。
夫婦のかたちや考え方は人それぞれ。今はフォトウェディングや食事会スタイルなど、選択肢もたくさんあります。
でも、「ちょっとでも迷っているなら、やってみるのも悪くないよ」と、経験者として伝えたいです。
ドレス姿や家族の笑顔、みんなからの「おめでとう」の言葉――
あの日の思い出は、今でも心に残る大切なものになっています。
「結婚式どうしようかな〜」と悩んでいる方の、何かの参考になれば嬉しいです。
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